叱ると怒る

まず家庭
そして学校

究極の生徒指導は
生徒同士の指導

学校が楽しい場所だと知ってほしいからです。

私は恵まれた環境の中で育ってきました。
小・中学校は過疎地域の町の中で、少人数で
とにかく学校生活を一生懸命に過ごす仲間と
本気で生活してきました。行事にも部活にも
生徒会活動にも勉学にも、とにかくみんなが
いきいきしている素敵な学校生活です。

しかし、京都の中学校でボランティアに入ったり、
大阪の友人に自分の中学校時代の話を聞いて
自分の育った環境と真逆の現実があったことに、
衝撃を受け、愕然としました。

だからこそ、子どもたちにはどうしてもいい環境
の中でいきいきと育ってほしいと考えます。それが
できる環境を整えてあげることが教師の役割であり、
私が教師になって、実行したいと思っています。

命の大切さです。

私は自然に囲まれた土地に育ちました。
川に入れば魚たちが足元をくすぐるように通り抜け、
山へ行けば、木々の壮大さに圧倒され、谷へ足を
運べば、滝を眺められる。
そんな土地では、動物も植物もみんな同じように
生きていることを感じられます。

実家がお寺ということもあり、命の恵みに感謝するように
教えられてきました。とても大切なのに、当然のことすぎて
疎かにしてしまいがちな、命の大切さを伝えたいです。

そして、全てのものと共に生きていると実感して、
自分、他人、自然の幸せを守れる人になっていってほしいです。